アクセス解析レポートは、数字を並べるだけの資料ではありません。ホームページで確かめたいことを決め、同じ条件の数字を比べて、次に確認する場所を見つけるために使います。
指標の多さに惑わされないため、まず質問を言葉にします。読者がどこから来て、どのページを読み、どこへ進んだかを順に見ます。
先に知りたいことを決める
レポートを作る前に、サイトの目的と現在の課題を整理します。問い合わせページが読まれているか、特定の案内へ進めるかなど、確認したい行動を決めます。
「アクセスを増やす」のような広い目標だけでは、必要な数字を選べません。対象ページ、読者、確認したい期間ではなく比較条件を具体化します。
- 読者が最初に見るページはどこか
- 案内したいページへ移動しているか
- 途中で進めなくなる導線はないか
- 問い合わせなど目標とする行動を確認できるか
数字の定義と計測範囲を確認する
同じ名称の指標でも、使う解析サービスや設定によって意味が異なる場合があります。レポートには、指標の定義と集計条件を添えます。
計測を始めた時点、対象外にしたアクセス、設定を変えた日を確認します。条件が異なる数字を並べ、増減だけで結論を出さないようにします。
製品ごとの指標や仕様は、提供元の公式資料で確かめます。確認できない定義は推測せず、レポート上で未確認と分けます。
流入から行動まで順に見る
最初に、どの入口から対象ページへ来たかを確認します。次に、ページ内の案内を通り、読者に見てほしい情報へ移動できたかを見ます。
入口の数字だけでは、ページの役割を判断できません。サービスを知るページ、比較するページ、連絡するページでは、確認すべき行動が異なります。
問い合わせなどの完了を計測する場合は、何を完了として扱うかを社内で決めます。設定した条件と実際の受付記録が対応するかも確認します。
ページごとの違いを比べる
サイト全体の平均だけでなく、役割が同じページを並べて見ます。読者、掲載内容、入口が異なるページを単純に優劣で比べないことが大切です。
気になる変化があれば、公開した内容、導線の変更、計測設定を照合します。数字から理由を決めつけず、ページを実際に開いて表示と操作を確認します。
改善候補は、影響するページと確認方法を添えて記録します。一度に多くを変えず、どの変更を確かめているか分かる範囲で進めます。
レポート代行を選ぶ基準
代行を検討するときは、資料の見た目より、判断に必要な説明があるかを見ます。指標の定義、変化した場所、次に確かめる内容が分かることが重要です。
解析する人だけで結論を出さず、事業や問い合わせを知る社内担当者と確認できる進め方を選びます。必要な資料と社内の作業も明確にします。
- 対象ページと集計条件が記載される
- 事実と解釈が分けて説明される
- 設定変更や計測漏れを確認できる
- 次に行う確認と担当を決められる
- 元データと作業記録を受け取れる
次の確認へつなげるチェックリスト
- サイトの目的を質問へ置き換えた
- 指標の定義と計測範囲を確認した
- 入口から目標行動まで順に見た
- 変化とサイト上の変更を照合した
- 事実、解釈、次の作業を分けた
レポートを受け取ったら、対応する人と確認方法まで決めます。数字の変化を成果と断定せず、読者の行動を確かめる材料として使います。
運用・分析支援の内容も比較材料になります。確認したい項目はお問い合わせから共有できます。
