検索順位が下がったように見えたときは、原因を決めつけてページを書き換えないことが大切です。まず、何が、どの範囲で変わったかを確認します。
順位だけでなく、検索からの表示や訪問、サイトの閲覧状態を分けて見ます。計測条件と変更履歴をそろえ、確認できた事実から対応を決めます。
下がった範囲を確認する
最初に、特定の検索語だけか、ページ単位か、サイト全体かを分けます。確認した検索環境や計測元も記録します。
一時点の順位だけでは変化の範囲を判断できません。検索での表示とサイトへの訪問を、同じ対象と条件で確認します。
- 影響している検索語とページ
- 変化を確認した指標と計測元
- 特定の端末や地域だけか
- サイト全体の閲覧に問題がないか
計測条件と変更履歴をそろえる
比較する期間だけでなく、計測設定や集計条件が同じかを確認します。設定変更やデータ欠落がある場合は、順位の問題と分けて記録します。
サイト側では、公開、削除、URL変更、内部リンクの修正などを時系列で並べます。検索の変化と同じ頃に行ったという理由だけで、原因とは断定しません。
広告や別の流入経路が変わった場合も、検索からの訪問と混ぜずに確認します。指標の定義は利用するサービスの公式資料で確かめます。
サイトを閲覧できるか確かめる
主要なページを開き、内容が表示され、リンクやフォームを利用できるかを確認します。特定のページだけでなく、共通するメニューや案内も見ます。
エラーや意図しない転送があれば、対象URLと発生条件を記録します。原因が分からない段階で複数の設定を変えないようにします。
Googleの公式資料では、クロールやインデックス登録、ページ表示を妨げ得るエラーを技術的な問題として説明しています。
公式レポートで状態を確認する
検索パフォーマンス レポートの公式説明では、Google検索でのサイト状況に関する主要な指標を確認できると案内されています。
レポートを見るときは、対象の検索語、ページ、集計条件をそろえます。グラフの変化だけでなく、どの範囲が変わったかを確かめます。
警告や除外理由が表示される場合は、画面の名称だけで対応を決めません。該当する公式ヘルプとサイトの状態を照合します。
内容と検索意図を見直す
技術上の問題を確認した後、ページの内容を読み直します。情報が現在も正しいか、検索する人の疑問へ十分に答えているかを見ます。
見出しや本文へ検索語を増やすだけでは、説明は分かりやすくなりません。意味、判断基準、手順、注意点を読者の順序に合わせて整理します。
独自情報を掲載する場合は、社内で根拠を確認します。顧客事例、効果、数値を確認できないまま追加しません。
原因不明のまま変更しない
根拠のない全面改稿や大量のページ変更を行うと、確認範囲が広がります。直す問題、対象ページ、確認方法を決めてから着手します。
タイトルやURLの変更も、検索語を加える目的だけで行いません。読者の理解、既存リンク、公開後の案内への影響を確認します。
外部から提案された施策は、作業内容と根拠を確認します。検索順位の保証や、確認できない効果を前提に契約しません。
確認結果のチェックリスト
- 変化した検索語とページを分けた
- 計測条件とサイト変更を時系列にした
- 主要ページの表示と操作を確認した
- 公式レポートとヘルプを参照した
- 内容の正確さと検索意図を見直した
- 変更範囲と確認方法を決めた
順位の回復時期や効果を予測せず、確認できた問題から順に対応します。対応後も同じ条件で記録し、別の変更と混ぜないようにします。
サイト運用の支援内容も確認できます。調査した対象はお問い合わせから共有できます。
