前任者からホームページ管理の引き継ぎがない場合は、分からない設定を触る前に現状を保ちます。まず公開中の情報と業務への影響を確認し、急ぐ作業と調査する作業を分けます。
認証情報を推測したり、非公式な方法で権限を得たりしてはいけません。契約記録と提供元の公式手順を使い、確認できた事実を一つずつ管理表へ戻します。
変更を止めて優先度を決める
最初に、ホームページが表示されるか、問い合わせ先が正しいか、公開情報に緊急の誤りがないかを確認します。画面と確認時刻を記録します。
すぐに直す必要がある内容と、管理方法を調べてから扱う内容を分けます。影響の大きさ、確認できる根拠、承認者を基に優先度を決めます。
原因や管理構成が分からない段階では、複数の設定を変えません。変更が必要な場合も、対象と戻し方を責任者が確認してから進めます。
社内に残る資料を集める
契約書、請求記録、制作時のメール、社内の申請書を探します。個人の私物や無関係なデータへ立ち入らず、会社が管理する記録を対象にします。
見つけた資料から、サービス名、契約名義、請求先、連絡窓口を抜き出します。古い資料は確定情報とせず、現在の契約と照合します。
同じサービスについて複数の資料がある場合は、作成日と承認者を記録します。不一致を勝手に修正せず、確認できる部署へ問い合わせます。
管理サービスを地図にする
ホームページの公開、名称、問い合わせ、計測など、使っている管理サービスを役割別に並べます。実際に利用しているか分からないものは未確認とします。
画面のURL、公式窓口、社内の担当部署を対応付けます。認証情報そのものは管理表へ書かず、安全な保管場所の有無だけを記録します。
一つのサービスを止めた場合の影響が分からないときは、解約や削除を保留します。現在の役割を確認してから、不要かどうかを責任者が判断します。
公式手順で権限を回復する
管理画面へ入れない場合は、提供元が案内する本人確認と権限回復の手順を確認します。必要書類、費用、期間は対象サービスの公式回答だけを使います。
前任者のアカウントをそのまま共有せず、新しい担当者が正規に利用できる方法を確認します。変更後に使えなくなる連携がないかも提供元へ尋ねます。
権限を得たら、すぐに広い設定を変更しません。閲覧、通常更新、公開、管理の役割を分け、必要な作業から確認します。
急ぎの更新を別枠で管理する
調査中に公開情報の修正が必要な場合は、内容の正本と承認者を先に決めます。代替の案内先を使う場合も、公開範囲と終了条件を記録します。
制作会社などへ作業を依頼するときは、対象ページ、変更前後の文、根拠資料、確認方法を一つの依頼票へまとめます。
緊急対応で行った変更は、通常の管理表へ必ず戻します。応急対応のまま残す項目には、解消する担当者と再確認の条件を設定します。
新しい引き継ぎ台帳を作る
調査で分かった内容を、次の担当者が使える台帳へまとめます。確定情報と未確認情報を分け、確認した資料と日付を添えます。
- 公開中のページと優先作業
- 契約名義、請求先、公式窓口
- 管理サービスの役割と担当部署
- 権限の保管場所と回復手順
- 通常更新の依頼、承認、確認方法
- 未確認項目と次に連絡する相手
台帳ができたら、影響の小さい更新を新しい担当者が試します。記録だけで進められなかった箇所を手順へ追加します。
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