「サイトを作ったはいいけど、なかなか問い合わせが増えなくて…」という声、本当によく聞きます。先日も、戸田市内で雑貨のECサイトを運営されているお客様からこんな相談がありました。「リニューアルしてから半年経つのに、カートに入れてくれる人は増えたのに購入まで至らないんです」と。
これ、実はコンバージョン改善の世界では典型的な「一発やって放置」パターンなんです。リニューアルや施策の実施自体は素晴らしい。でも、そこで止まってしまうと、せっかくの投資が宝の持ち腐れになってしまいます。今回は、コンバージョン改善を継続的に機能させる運用フローについて、ミアキスでの実際の支援経験を交えながらお話しします。
「一回やって終わり」が最大の落とし穴
コンバージョン改善(CVR改善)というと、「ボタンの色を変える」「フォームを短くする」といった単発施策をイメージする方が多いんですよね。もちろん、そういった個別の改善は大切です。ただ、弊社がこれまで支援してきた経験では、約75%の企業が「施策を実施して終わり」になってしまっているという現実があります。
なぜそうなるのかというと、多くの場合、「改善する体制」ではなく「改善を依頼する体制」になっているから。つまり、何か困ったときだけ外部に依頼するスポット型の運用です。これだと、施策の効果が出ているのか出ていないのか判断する前に次の手が止まってしまい、結果として「やったけど変わらなかったよね」という結論になりがちです。
ウェブサイトは生き物です。ユーザーの行動は季節や競合状況、デバイスのトレンドによっても変わります。埼玉県内のBtoB企業様でも、コロナ禍以降にスマートフォンからのアクセスが急増して、それまでうまく機能していたPCレイアウトのCVRが半分以下に落ちた、という事例を複数件経験しています。継続的に見ていないと、こういった変化に気づくことができないんです。
ミアキスが実践している「CVR改善サイクル」
では、どういう運用フローが理想的なのでしょうか。弊社では月次ベースで以下のサイクルを回すことをお勧めしています。
- データ確認(月初):Googleアナリティクスやヒートマップツールで前月の離脱ポイント・クリック分布を確認する
- 仮説立て(月初〜中旬):「なぜここで離脱しているのか」を複数パターンで考える
- 施策の実施(月中):優先度の高い仮説から順に、文言変更・ページ構成の調整・CTAボタンの見直しなどを行う
- 効果測定(月末):変更前後でCVRや離脱率がどう変化したかを数値で確認する
- 次月への引き継ぎ(月末):効果があった施策を定着させ、次の仮説を用意する
このサイクルを3ヶ月継続するだけで、感覚値ではなくデータに基づいた改善の蓄積ができてきます。戸田市内の士業事務所様では、このフローを6ヶ月継続した結果、問い合わせフォームの送信完了率が1.8倍になりました。決して大掛かりなリニューアルをしたわけではなく、毎月の小さな積み上げの結果です。
弊社のサービスの詳細でもご案内していますが、こうした月次の運用支援をパッケージとして提供しているのは、単発の依頼では本当の意味での改善が難しいと実感しているからです。
放置すると何が起きるのか?リスクを正直に話します
「しばらく後回しにしても大丈夫でしょ」と思いたい気持ちはわかります。でも、放置によって起きるリスクは思っている以上にシビアです。
- 競合との差が広がる:競合他社が改善を続けている間、自社は止まっている。相対的に見劣りしていく。
- 広告費が無駄になる:リスティング広告やSNS広告でせっかく集客しても、ランディングページが最適化されていなければ費用対効果がどんどん悪化する。
- ユーザーの期待値とのズレが拡大する:スマホのUI/UXのトレンドは年々変化しており、数年前の設計のまま放置すると「使いにくい」という印象を与えてしまう。
- 問題の発見が遅れる:フォームの送信エラーや外部サービスとの連携不具合など、気づかないうちに機会損失が発生していることも。
実際、さいたま市内のお客様から「なんかここ半年、問い合わせが減った気がする」というご連絡をいただいて確認したら、フォームの送信後に表示されるサンクスページがエラーになっており、ユーザーが「送れたのかどうかわからない」という状態になっていた、という事例もありました。これ、定期的に見ていれば翌月には気づけたはずです。
よくあるご質問(お客様からの相談事例)
Q:毎月の運用費用をかけるほど、うちのサイトは規模が大きくないんですが…
A:これ、本当によくいただくご質問です。先日も、戸田市で整骨院を営むオーナー様から同じことを言われました。でも考えてみてください。月に数件の新規問い合わせが目標のサイトであっても、1件の問い合わせが成約につながれば客単価×利益率で費用は十分に回収できることが多いんです。むしろ、規模が小さいからこそ「1件の取りこぼし」が与えるインパクトは大きいとも言えます。弊社では小規模サイト向けの料金プランもご用意していますので、まずは数字を一緒に確認してみませんか?
Q:社内にIT担当がいないのですが、運用を任せられますか?
A:もちろんです。むしろ、IT担当がいない企業様こそ継続的な外部サポートが価値を発揮します。月次レポートもわかりやすい言葉でご説明しますし、「このデータが何を意味するのか」という解釈まで含めてご支援しています。専門知識がなくても大丈夫ですよ。
「運用込み」で考えることが、これからのWeb活用の基本
ウェブサイトを「作る」フェーズから「育てる」フェーズへ。これが今の時代に求められるスタンスだと、ミアキスでは一貫してお伝えしています。コンバージョン改善は、一度やって完成するものではなく、ユーザーの変化に合わせて継続的にチューニングしていくものです。
埼玉県内の中小企業様と日々お話ししていると、「サイトをもっと活かしたいけど、何から手をつければいいかわからない」という声を本当によく聞きます。その答えのひとつが、月次の運用フローを仕組みとして持つことです。大きなリニューアル予算がなくても、毎月少しずつ改善を積み重ねることで、半年後・1年後には大きな差になります。
「うちのサイト、ちゃんと機能しているのかな?」と感じている方は、ぜひ一度、現状の分析から始めてみませんか。まずは気軽にお問い合わせください。一緒にサイトを「育てる」フローを作っていきましょう。
