先日、戸田市内で独立開業したばかりの行政書士の先生からこんな相談を受けました。「ホームページは作ったんですが、問い合わせが全然来なくて……。知人の紹介だけに頼っているのが現状です」と。
この話、実は珍しくないんです。弊社ミアキスにご相談いただく行政書士・士業の先生方の約7割が「サイトはあるけど集客できていない」状態でいらっしゃいます。サイトを持つことと、サイトで集客することは、まったく別の話なんですよね。
では、行政書士のサイトで本当に案件につながる集客をするには何が必要なのか。今日はWeb制作・運用の現場から見えてきたリアルな話をお伝えします。
なぜ行政書士のサイトは「あるのに機能しない」のか
多くの先生がサイトを作るとき、「事務所の概要」「業務内容」「料金表」「お問い合わせフォーム」を揃えれば完成だと思っています。でも、これだと検索エンジンには「ただ存在しているサイト」として認識されてしまうんです。
Googleが評価するのは、「このサイトはユーザーの悩みにどれだけ応えているか」という点です。たとえば「相続手続き 自分でできる?」と検索している人は、今まさに悩んでいるお客様候補です。その疑問に丁寧に答えているページがあれば、Googleはそのサイトを上位に表示しようとします。
情報が薄く、どこの事務所のサイトとも見分けのつかない内容では、いくら待っても検索からの問い合わせは来ません。これが「あるのに機能しない」最大の原因です。
集客につながるサイト設計の3つの柱
弊社でご支援している行政書士の先生方の事例をもとに、集客に効果的なサイト設計の考え方を整理してみます。
①専門分野を絞り込む
「相続・遺言・許認可・ビザ・農地転用・会社設立……なんでもできます」というサイトは、逆に誰にも刺さりません。埼玉県内でも競合事務所がひしめく中、「外国人のビザ申請といえばこの事務所」「建設業許可なら戸田市のここ」という明確な専門性を打ち出したサイトの方が、検索順位も問い合わせ率もぐっと上がります。
先ほどの戸田市の先生の場合、相続手続きに特化したページを作り直したところ、3ヶ月後には月に2〜3件の問い合わせが入るようになりました。
②地域キーワードとの組み合わせ
「行政書士」単体での検索競争は全国規模で激しく、開業直後の事務所が上位を取るのはほぼ不可能です。でも「戸田市 相続 行政書士」「さいたま市 建設業許可 相談」のような地域+業務内容の組み合わせなら、中小規模のサイトでも十分に上位表示が狙えます。
埼玉県は人口が多く、市区町村ごとに検索ニーズが分散しているので、地域に根ざした行政書士にとっては非常に有利な環境なんです。この特性を活かさない手はありません。
③お客様の「検索意図」に応えるコンテンツ
「費用はいくらかかる?」「自分でできる?」「どのくらい時間がかかる?」——こういった疑問に答えるページを丁寧に作ることが、問い合わせへの最短ルートです。料金を明示することへの抵抗感を持つ先生も多いのですが、「目安でも費用感が分かる事務所」の方が信頼されやすいというデータも出ています。
弊社の運用支援では、コンテンツの充実度と問い合わせ数の相関をトラッキングしていますが、業務説明ページを5ページ以上持つサイトは、3ページ以下のサイトに比べて問い合わせ率が平均2倍以上になっています。
費用感と制作会社の選び方
「Web制作ってどのくらいかかるの?」というのは、必ずといっていいほど出てくる質問です。正直に言うと、ピンキリです。クラウドソーシングで数万円のケースから、大手制作会社に頼んで100万円以上になるケースまであります。
行政書士事務所のサイトとして集客まで見据えると、30〜60万円程度の予算が現実的なラインだと弊社では考えています。それより安い場合はデザインと公開だけで終わり、SEOや集客の設計が含まれていないことが多いです。
制作会社を選ぶ際に確認してほしいポイントをまとめました。
- 士業・行政書士のサイト制作・運用の実績があるか
- SEO(検索エンジン最適化)の知識と経験があるか
- 公開後の保守・更新サポートが含まれているか
- 問い合わせが来ない場合に一緒に改善してくれるか
- 担当者が直接コミュニケーションできる体制か
特に最後の「担当者と直接話せる体制」は重要です。大手に頼むと窓口担当者と制作者が別で、伝言ゲームになってしまうことがよくあります。弊社のような地域密着の制作会社は、代表や担当者が直接ヒアリングからサポートまで関わるので、ズレが生じにくいという強みがあります。
弊社のサービスの詳細や料金プランもぜひご覧いただければと思います。
よくあるご相談にお答えします
Q:すでにサイトがあるのですが、リニューアルすべきでしょうか?それとも新しく作り直すべきでしょうか?
埼玉県川口市で開業5年目の行政書士の先生からいただいたご相談です。「5年前に知人に作ってもらったサイトがあるが、スマホで見づらく、問い合わせもゼロ。でも作り直すのにまた費用がかかるなら……」というお悩みでした。
A:まず現状分析から始めるのが正解です。弊社では無料でサイト診断を行っており、その結果によってリニューアルか改修かを判断します。この先生の場合、実際に診断してみると「スマホ非対応」「表示速度が遅すぎる」「業務ページが1ページにまとまっていて検索に引っかからない」という3つの主要問題が見つかりました。リニューアルをご提案し、完成後4ヶ月で月3〜4件の問い合わせが安定して入るようになっています。現状のサイトがどの程度集客に貢献できているかを数値で把握してから判断することをおすすめします。まずはお問い合わせからご相談ください。
「待ちの集客」から「攻めの集客」へ
行政書士の集客は長らく「紹介待ち」が主流でした。でも今は、検索エンジンを通じて「今まさに困っている人」と直接つながれる時代です。紹介は素晴らしいですが、紹介だけではスケールに限界があります。
サイトが24時間365日、あなたの代わりに営業してくれる状態を作ること——これが、これからの行政書士にとって最も費用対効果の高い投資だと、弊社は本気で思っています。
戸田市を拠点に埼玉県内外のお客様をご支援してきた経験から言えるのは、「きちんと設計されたサイトは、必ず結果を出す」ということです。もし今のサイトに課題を感じているなら、ぜひ一度ご相談いただければと思います。一緒に、問い合わせが入るサイトを作りましょう。
