「ノーコードツールで自分でサイトを作ろうと思っているんですが、やっぱり制作会社に頼んだほうがいいですかね?」
先日、戸田市内で整骨院を営むオーナーさんからこんな相談を受けました。Wixの無料プランでとりあえず作ってみたものの、「なんか素人っぽいし、予約フォームの設定がわからなくて…」と困り果てていたんです。この相談、実は月に何件もあります。ノーコードツールが普及したおかげで「自分でもできそう」という入口は広がりましたが、そこで行き詰まって弊社に連絡してくださる方が後を絶ちません。
今回は「ノーコードツールvs制作会社」という、一見シンプルに見えてじつは奥が深いテーマを、現場目線でじっくり掘り下げてみます。どちらが正解かは「その会社が何を求めているか」によって変わります。ぜひ最後まで読んで、自分ごととして考えてみてください。
ノーコードツールって、実際どこまでできるの?
Wix、Squarespace、STUDIO、Shopify(ECに特化)など、今やノーコードツールの選択肢はかなり豊富です。テンプレートが充実していて、ドラッグ&ドロップで見た目を整えられるのは本当に便利。「サクッと試してみたい」「まず存在感を出したい」という段階なら、これで十分なケースも確かにあります。
ただし、使い込んでいくと壁にぶつかることが多いのも事実です。具体的に弊社に持ち込まれる「ノーコードツールの限界」としてよく聞くのは、以下のようなケースです。
- SEO対策の細かい設定(メタタグ、構造化データなど)が自由にできない
- デザインの細部を追い込もうとすると途端に難しくなる
- 外部サービス(予約システム、決済など)との連携でつまずく
- 月額費用が積み重なって、気づいたら割高になっている
- ツールのアップデートで突然レイアウトが崩れる
弊社の経験では、ノーコードツールで「なんとなく動いている」状態から相談に来るケースが全体の約60%を占めています。「作れる」と「ビジネスで使える」の間には、意外と大きな溝があるんです。
制作会社に頼むと、何が違うのか
「制作会社=高い」というイメージを持っている方、多いですよね。確かに費用はかかります。でも、お金を払う価値があるかどうかは、何に使うかで全然変わってきます。
制作会社が提供できる本質的な価値は、「ゴール設定から逆算したサイト設計」にあると私は思っています。ノーコードツールはあくまで「作るための道具」ですが、制作会社は「なぜ作るのか」「誰に届けたいのか」「どんな行動を促したいのか」というところから一緒に考えます。
たとえば、さいたま市内の士業事務所さんから依頼を受けたとき、最初は「きれいなサイトを作りたい」というご要望でした。でも話を深掘りすると、本当の課題は「問い合わせが全然来ない」こと。そこでサイトの構成を見直し、ターゲット(相続や遺言を考え始めた50代〜60代)に刺さるコンテンツ配置と動線設計をしたところ、公開後3ヶ月で問い合わせ数が月0件から月7件に改善しました。これはノーコードツールだけでは難しい成果です。
弊社のサービスの詳細でもご紹介していますが、単にページを作るのではなく「事業の課題を解決するためのWeb」を一緒に考えることが、私たちの仕事だと思っています。
費用を正直に比べると、どうなる?
「結局いくらかかるの?」という部分、包み隠さずお伝えします。
ノーコードツールの費用感はざっくりこんなイメージです。
- 無料プラン:機能制限あり、独自ドメイン不可のケースが多い
- 有料プラン:月額1,000〜3,000円程度(ビジネス向けはさらに上)
- 独自ドメイン・メール設定:別途費用が発生することも
- 自分の作業時間:これは「コスト」として見落とされがち
初期費用が抑えられる点はメリットですが、時間コストを時給換算すると、けっして安くないことに気づく方も多いです。特に経営者や忙しい事業主の方が週末を使って格闘している場合、その時間を本業に使ったほうが利益は大きいケースがほとんどです。
一方、制作会社への依頼費用は弊社の場合、小規模サイトで20〜40万円程度からです。料金プランのページで詳しくご案内していますが、これにはヒアリング・設計・デザイン・コーディング・公開後のレクチャーまで含まれます。高く見える金額も、長期的な視点で考えると「集客できるサイト」として元を取れるケースが多いです。
こんな質問、よく受けます
Q:「ノーコードで自分で作ったサイトがあるんですが、リニューアルだけ頼めますか?」
戸田市の飲食店オーナーさんからいただいたご相談です。WixでサイトはあるけれどGoogleマップへの掲載もなく、検索してもヒットしないとのこと。「リニューアルだけ」というご要望でしたが、まずは現状のサイト診断をさせていただきました。
結論から言うと、そのまま手直しするよりも、WordPressで新たに作り直したほうがSEO面でもコスト面でも有利という判断になりました。理由はWixの構造上、SEO設定に限界があったこと、そして今後のコンテンツ更新を自分でしやすくするためです。
A:「既存サイトをそのまま活かす」よりも、目的に合った選択肢を選ぶことが大切です。リニューアル前提でのご相談でも、まずは現状診断から始めることをおすすめしています。「なんとなく今のまま」が一番もったいない選択になることも多いです。
結局、どっちを選べばいい?ミアキスの考え方
私の答えはシンプルで、「目的と余力で選ぶ」です。
ノーコードツールが向いているのは、こんな方です。
- とにかく低コストでまず試したい、スタートアップや個人事業主
- ITリテラシーが高く、自分でどんどん更新・改善できる方
- ランディングページ1枚など、シンプルな用途に限定したい方
一方、制作会社への依頼が向いているのはこんな方です。
- Webサイトを集客・採用・信頼獲得などの事業課題解決に使いたい方
- 自分でサイトを触る時間もスキルも割けない方
- 長期的に運用・改善しながら使い続けたい方
- 競合と差別化した、オリジナルデザインにこだわりたい方
弊社に相談に来る埼玉県内の中小企業・個人事業主の方を見ていると、「最初にノーコードで作ってみたけど、やっぱり限界を感じて相談に来た」という流れが約70%を占めています。どちらが正解かより、「今の自分には何が必要か」を正直に見極めることが大切です。
「自分のケースだとどっちが合ってるんだろう?」と迷っている方は、ぜひ気軽に相談してみてください。押し売りは一切しませんし、正直にノーコードで十分ですよとお伝えすることもあります。まずはお問い合わせから、現状とお悩みを聞かせていただければ、一緒に考えます。
ノーコードか制作会社か、この問いに正解はありません。でも「あなたのビジネスに合った選択」は必ずあります。その選択のお手伝いができることが、ミアキスとしての一番の役割だと思っています。
