PHPバージョンアップ対応の必要性とリスク

PHPバージョンアップ対応の必要性とリスク

「PHPのバージョンアップって、そんなに急がなくても大丈夫ですよね?」——先日、戸田市内で飲食店のECサイトを運営されているN様から、こんな相談を受けました。サイト自体は問題なく動いているし、特に困っていることもない。だからこそ、PHPのバージョンアップは「いつかやればいい作業」になってしまっていたんです。

実はこれ、埼玉県内の中小企業様から弊社に寄せられる相談の中で、最も多いパターンのひとつです。弊社ミアキスの経験では、保守契約のないサイトのうち約70%が、サポート切れのPHPバージョンで稼働し続けているという現実があります。「動いているから問題ない」は、残念ながら大きな誤解なんです。今日はそのあたりを、できるだけ分かりやすくお伝えしますね。

PHPバージョンアップって、そもそも何の話?

WordPressをはじめ、多くのWebサイトはPHP(ピーエイチピー)というプログラミング言語で動いています。このPHPには「バージョン」があって、定期的に新しいバージョンがリリースされます。古いバージョンはいずれ「セキュリティサポート終了(EOL:End of Life)」を迎え、脆弱性が発見されても修正パッチが提供されなくなります。

ちょうど、スマートフォンのOSアップデートをずっと放置しているのに似ています。古いOSのままだと、新しいアプリが動かなかったり、セキュリティホールが放置されたりしますよね。PHPも全く同じ構造なんです。

2025年時点で、PHP 8.1は2025年12月にセキュリティサポートが終了予定、PHP 8.2も2026年12月に終了予定です。現在主流となっているのはPHP 8.3系ですが、まだPHP 7系で動いているサイトも珍しくなく、そういったサイトは今すぐ対応が必要な状態です。

放置するとどうなるのか——実際に起きたトラブル

「古いバージョンのまま放置するとどうなるの?」という疑問は当然だと思います。弊社がこれまで対応してきたケースをもとに、起きやすいトラブルをご紹介しますね。

① セキュリティインシデント(不正アクセス・改ざん)

サポートが切れたPHPには、発見された脆弱性に対するパッチが当たりません。つまり、攻撃者にとって「既知の穴が空いたまま放置されたサイト」になるわけです。実際に弊社では、川口市のアパレル系ECサイトが古いPHP環境のまま放置されていた結果、不正なスクリプトを埋め込まれてしまったケースを対応したことがあります。お客様の個人情報が危険にさらされ、サイトの緊急停止と復旧作業に数十万円のコストがかかりました。

② WordPressプラグインとの互換性エラー

WordPressの本体やプラグインは、新しいPHPバージョンに対応するよう常にアップデートされています。逆に言うと、古いPHPのままだと「プラグインの新バージョンに上げたら画面が真っ白になった」「フォームが突然動かなくなった」という事態が起きやすくなります。これ、突然起きるので本当に焦ります。

③ レンタルサーバー側の強制バージョンアップ

これが意外と見落とされがちなリスクです。エックスサーバーやロリポップなどのレンタルサーバーは、サポート切れのPHPを一定期間後に自動で無効化したり、強制的にバージョンアップする場合があります。準備なしに強制アップデートが走ると、サイトが突然表示されなくなることも。N様のサイトもまさにこのリスクを抱えていました。

バージョンアップ対応、何が大変なの?

「じゃあ自分でバージョン上げればいいんじゃないの?」と思いますよね。ところが、これが簡単にはいかないケースが多いんです。

PHPのバージョンを上げると、それまで動いていたコードが動かなくなることがあります。特に、PHP 7系から8系への移行は変更点が多く、古いテーマやプラグイン、カスタマイズされたコードが軒並みエラーを起こすことがあります。サーバーのコントロールパネルでバージョンを変更するだけでなく、事前の動作確認・テスト環境の構築・エラーコードの修正・本番反映後の確認まで、一連の作業が必要です。

弊社がよく対応するのは「バージョンアップしたら問い合わせフォームが壊れた」「決済システムが動かなくなった」というケース。特にECサイトは決済周りに触れるため、慎重な対応が求められます。戸田市のN様の場合も、テスト環境を先に構築してから動作確認を行い、問題のあったプラグインを2つ代替品に差し替えてから本番移行しました。結果として、無事にPHP 8.3への移行が完了しています。

よくあるご質問(実際の相談事例より)

Q:「うちのサイト、今のPHPバージョンを確認する方法はありますか?WordPressの管理画面を見てもよくわからなくて…」(さいたま市・整骨院経営 S様)

A:はい、WordPress管理画面の「ツール」→「サイトヘルス」から確認できます。「情報」タブを開くと、サーバー環境の項目にPHPバージョンが表示されています。もし7系や8.0・8.1などの古いバージョンが表示されていたら、早めの対応をおすすめします。「確認したけどよくわからない」という場合は、お問い合わせいただければ無料で確認・診断しますので、お気軽にどうぞ。

Q:「バージョンアップしてサイトが壊れたらどうするんですか?怖くて手が出せないんです」(戸田市・雑貨EC運営 M様)

A:その不安、すごくよくわかります。だからこそ、必ずテスト環境(本番とは別の確認用環境)を作ってから作業します。本番サイトに影響を出さずに事前確認できるので、「いきなり壊れる」という事態を防げます。弊社の月額保守プランでは、このバージョンアップ対応も含まれていますので、ご自身で悩む必要はありません。

月額保守プランでPHPバージョンアップも「任せっきり」に

PHPのバージョンアップは、一度やれば終わりではありません。PHPは継続的にバージョンアップされ、WordPressやプラグインも次々と更新されます。つまり、Webサイトの保守・管理は「継続的に行うもの」であり、スポットで対応するよりも月額の保守契約を結んでいただいた方が、長期的にコストも安く、何より安心です。

弊社ミアキスの月額保守プランでは、PHPバージョンアップ対応をはじめ、WordPressコア・プラグインの更新管理、定期バックアップ、セキュリティ監視などをまとめてお任せいただけます。埼玉県内の中小企業・個人事業主様を中心に、多くのサイトをお預かりしています。サービスの詳細料金プランもぜひご覧ください。

「今すぐ壊れているわけじゃないから」と後回しにしがちなPHPのバージョンアップですが、対応が遅れるほどリスクは積み重なります。N様のように「相談してよかった」と思っていただけるよう、戸田市から埼玉県全域、そして全国のWebサイトオーナー様のお役に立てればと思っています。まずは現状の確認だけでも、お気軽にお問い合わせください。

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埼玉県戸田市を拠点に、ホームページ制作から保守運用まで一貫対応。
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