「スマホでサイトを開いたら、ぐるぐると読み込みが続いてなかなか表示されない……」そんな経験、きっとあなたも一度はされたことがあると思います。実は、これは他人事ではなく、自分たちのサイトでも起きている可能性が高いんです。
先日、戸田市内で整骨院を経営されているS様からご相談をいただきました。「予約ページへのアクセスが最近ガクッと落ちた気がして」とのことだったので、早速サイトを確認してみると、モバイルでの読み込みに約8秒以上かかっている状態でした。Googleの調査によると、読み込みに3秒以上かかるとモバイルユーザーの約53%が離脱するとされています。これは本当に深刻な問題です。
今回は、モバイル表示が遅くなる原因と、弊社ミアキスが実際に取り組んでいる改善ポイントをわかりやすくご紹介します。「うちのサイト、もしかして遅いかも?」と感じている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
なぜモバイルはPCより遅くなりやすいのか?
まず前提として、モバイルとPCでは「サイトを表示する環境」がかなり違います。PCは有線LANや高速Wi-Fiを使っていることが多いですが、スマートフォンは4Gや5G、場合によっては電波が不安定な場所でアクセスされることもあります。また、モバイル端末はPCに比べてCPUやメモリの処理能力が劣る場合が多く、重いページを表示するのに時間がかかりやすいんです。
弊社の経験では、約70%の中小企業サイトが、PC表示を優先して作られており、モバイルへの最適化が後回しになっているという印象があります。埼玉県内のお客様を対象に診断を行うと、「PCではちゃんと動いているのに、スマホでは遅い」というケースが非常に多いです。
改善ポイント①:画像ファイルを見直す
モバイル表示を遅くしている原因のナンバーワンが、画像ファイルのサイズと形式です。デザイナーさんが作った高解像度の画像をそのままアップロードしてしまうと、1枚で3〜5MBを超えることもあります。スマホで表示するには、そこまでの解像度は必要ありません。
- 画像はWebP形式に変換する(JPEGやPNGより圧縮率が高い)
- サイトに表示するサイズに合わせてリサイズしてからアップロードする
- 遅延読み込み(Lazy Load)を設定して、画面外の画像はすぐに読み込まないようにする
先ほどのS様のサイトも、トップページのスライドショー画像が1枚あたり4MB以上ありました。WebP形式に変換してリサイズするだけで、読み込み時間が約8秒から3秒以内に改善できました。これだけで離脱率はぐっと下がります。
改善ポイント②:不要なプラグインやスクリプトを減らす
WordPressをお使いの方に特に多いのが、プラグインの入れすぎ問題です。「便利そうだから」と追加したプラグインが積み重なると、ページを表示するたびにそれぞれのスクリプトが読み込まれて、どんどん重くなっていきます。
弊社でよく行う対策はこちらです。
- 使っていないプラグインは削除する(無効化だけでは不十分な場合も)
- JavaScriptの読み込みを「非同期(async/defer)」に変更する
- CSSやJavaScriptファイルを結合・圧縮(ミニファイ)する
- キャッシュプラグインを活用して、再訪問時の読み込みを高速化する
戸田市の雑貨店のECサイトを担当した際は、不要プラグインの整理とスクリプトの最適化だけで、Googleのモバイルスコア(PageSpeed Insights)が38点から72点まで改善したこともあります。数字だけ見ると地味ですが、体感的な表示速度はかなり変わります。
改善ポイント③:サーバー環境とキャッシュの設定
画像やプラグインを最適化しても、サーバー自体のレスポンスが遅ければ改善は限定的です。特に共有サーバー(低価格帯のレンタルサーバー)を使っていると、他のサイトの影響を受けてサーバーの応答が遅くなることがあります。
まず確認したいのがTTFB(Time To First Byte)という指標です。これはブラウザがサーバーにリクエストを送ってから、最初の1バイトのデータが返ってくるまでの時間で、目安としては200ミリ秒以内が理想と言われています。TTFBが500ミリ秒を超えている場合は、サーバーの見直しが必要なサインです。
- CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)を導入して、ユーザーの近くからデータを配信する
- ブラウザキャッシュを適切に設定して、2回目以降のアクセスを高速化する
- サーバープランのアップグレードや、VPS・クラウドへの移行を検討する
サービスの詳細ページでもご紹介していますが、弊社ではサーバー環境の診断から改善提案まで一括してサポートしています。「自分ではよくわからない」という方も、まずはご相談ください。
よくあるご相談:Q&A
Q. 無料のPageSpeed Insightsで測ったら点数が低かったのですが、必ず改善しないといけませんか?
埼玉県川口市でネイルサロンを経営されているK様からいただいたご質問です。
A. スコアが低いからといって、必ずしもすべてを完璧にしなければいけないわけではありません。ただ、モバイルスコアが50点を下回っている場合は、ユーザーの体感速度に明らかな影響が出ているケースが多いので、優先度の高い改善から着手することをおすすめしています。
PageSpeed Insightsは「改善の機会」として具体的な指摘をしてくれるので、まずはそのリストの上位から対応するのが効率的です。K様のサイトも、画像の最適化とキャッシュ設定を行うだけで、スコアが44点から68点に改善しました。ユーザーからも「前より快適になった」とのお声をいただいたそうです。
一度弊社のお問い合わせフォームからご連絡いただければ、無料でPageSpeed診断を行っています。お気軽にどうぞ。
まず「現状把握」から始めましょう
モバイル表示の改善は、「なんとなく遅い気がする」ではなく、数値で現状を把握することが第一歩です。GoogleのPageSpeed Insightsは無料で使えますし、Search Consoleの「ウェブに関する主な指標」レポートも参考になります。
改善は一度で完璧にしようとしなくて大丈夫です。画像の最適化→プラグインの整理→サーバー設定、という順番で少しずつ対応していくだけでも、体感速度はぐっと変わります。大切なのは「やらないまま放置しない」こと。モバイルでの表示速度は、SEOの評価にも直結しているので、放置すれば検索順位にも影響が出てきます。
弊社ミアキスでは、戸田市を拠点に埼玉県全域のお客様のWebサイト改善をサポートしています。「何から手を付ければいいかわからない」という方でも、診断結果をもとに優先度の高い改善策をわかりやすくご提案します。料金プランも柔軟にご用意していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。一緒に、ユーザーにとって快適なサイトを作っていきましょう。
