税理士事務所サイトの顧問契約案内では、相談できる内容と契約前に確認する条件を分かりやすく示す必要があります。まず、閲覧者が自分の相談に合うかを判断できる情報をそろえます。そのうえで、事務所が確認した事実だけをページへ反映します。
案内ページだけで契約を約束することはできません。相談の対象、業務範囲、確認の流れを順に説明し、個別確認が必要な項目は問い合わせへつなげます。ここでは、掲載内容を決めてから公開後に見直すまでの手順を整理します。
相談者と相談内容を分ける
最初に、誰からどのような相談を受け付けるかを整理します。相談者の区分、相談の目的、現在の状況を表にすると、必要な説明を見つけやすくなります。サイトで扱わない相談がある場合は、対象外として明記します。
相談内容の名前だけでは、閲覧者が自分に当てはまるか判断できないことがあります。そこで、相談前に用意する資料や、事務所が確認する事項を添えます。掲載する項目は、実際の受付手順を担当者へ確認して決めます。
複数の相談を一つの長い説明へ詰め込まず、目的ごとに入口を分けます。各入口から業務案内と問い合わせ方法へ進めるようにすると、閲覧者は読む順序を迷いにくくなります。
業務範囲と対象外を明記する
業務案内には、対応する作業、確認に必要な情報、依頼者が行う作業、対象外の範囲を記載します。曖昧な表現だけで済ませず、どこまでが案内時点で確定し、何を個別相談で決めるかを分けます。
顧問契約に含まれる業務は、事務所で承認した契約資料と照合します。サイトだけで新しい対応範囲を作ったり、担当者の判断で条件を補ったりしません。確認できない項目は公開せず、確認責任者と期限を編集記録へ残します。
得意分野や対応範囲を示すときも、裏付けとなる業務記録や承認資料が必要です。他事務所との優劣ではなく、相談方法、作業の進め方、連絡手段など、閲覧者が比較できる事実で違いを説明します。
プロフィールを確認できる事実で作る
プロフィールには、氏名、役割、資格名、担当分野など、事務所内で確認できる情報を掲載します。資格や経歴は正式な資料と照合し、表記の承認者を決めます。確認できない経歴や受賞歴を印象づけのために加えてはいけません。
仕事への考え方を載せる場合は、本人が確認した文章を使います。第三者が想像した人物像や、実在を確かめられない相談者の感想は使いません。写真も掲載許可、撮影者、使用範囲を確認してから公開します。
複数の担当者がいる場合は、担当する相談の範囲と連絡の窓口を分けます。閲覧者が指名できると誤解しないよう、実際の受付方法に沿った説明にします。
料金と契約の案内を整理する
料金を掲載する場合は、承認済みの料金資料と表記を一致させます。金額だけを抜き出さず、対象業務、別途確認する項目、見積もりの手順も一緒に示します。条件が個別に変わるなら、その確認方法を説明します。
契約案内では、相談から条件確認、提案内容の確認、契約判断までを分けて示します。問い合わせや面談の完了を契約成立のように表現しません。契約条件は担当者が承認した資料を正本とし、サイト更新時にも照合します。
料金や契約の条件を更新するときは、古い案内が別ページに残っていないか確認します。一覧、業務詳細、問い合わせ前の案内など、同じ情報を載せる場所を更新表で管理します。
問い合わせ前後の流れを示す
問い合わせページへ進む前に、相談対象、用意する情報、回答方法を説明します。入力項目は受付担当が実際に確認できる内容に絞り、使わない情報を慣例だけで求めないようにします。
送信後は、誰が内容を受け取り、どのように次の連絡へつなぐかを内部で確認します。自動返信の有無だけで受付完了と判断せず、担当者が受信状況を確かめられる手順を用意します。
公開前には、業務案内から問い合わせへ進み、入力、送信、受信確認までを通して試します。途中で別の相談窓口へ迷い込まないか、スマートフォンでも内容を読めるかを確認します。
公開情報の確認表を残す
公開前の確認表には、相談対象、業務範囲、プロフィール、料金、契約案内、問い合わせ先を並べます。各項目へ参照資料、確認者、確認日を記録し、未確認の項目は公開対象から外します。
- 相談内容と対象外の範囲が一致している
- 業務案内が承認済み資料と一致している
- プロフィールと写真の確認が終わっている
- 料金と契約の確認方法が説明されている
- 問い合わせの送受信を確認している
公開後は、情報ごとに見直し担当を決めます。業務内容や受付方法が変わったときは、変更元の資料を確認してからサイトへ反映します。支援範囲はサービス案内、制作の相談はお問い合わせページで確認できます。
