「ホームページを作ったはいいけど、何を見れば成果が出ているか分からない…」。先日、戸田市内の整骨院を経営するオーナーさんからこんな相談を受けました。Googleアナリティクスは入れているけど、数字が多すぎて何を追えばいいか分からない、という状態です。実は、これは戸田市や埼玉県内の中小企業さんにとって、ものすごくよくある話なんですよね。
Webサイトを「作って終わり」にしてしまっている企業は、弊社の経験では約75%にのぼります。サイトを公開した後、何も手を加えずに放置している状態です。そしてそのうち多くの方が「なんとなく効果がない気がする」と感じながらも、何をどう改善すればいいか分からずにいる。今日はそのモヤモヤを解消するために、KPI(重要業績評価指標)の設定から達成までのプロセスを、現場目線でお伝えします。
そもそもKPIって何?難しく考えなくていいです
KPIという言葉を聞くと「なんか難しそう」と感じる方も多いと思います。でも本質はシンプルで、「目標を達成できているか確認するための数字」のことです。たとえば「月に10件の問い合わせを獲得する」がゴールなら、毎月の問い合わせ件数がKPIになります。
Webサイトで追うべき主なKPIには、以下のようなものがあります。
- 月間セッション数(サイトへの訪問数)
- 問い合わせフォームの送信件数
- コンバージョン率(訪問者のうち問い合わせした割合)
- 直帰率(1ページだけ見て離脱した割合)
- 特定ページの閲覧数(サービスページや料金ページなど)
ポイントは、全部を追おうとしないことです。最初は2〜3個に絞る。それだけでサイトの状態がぐっと見えやすくなります。
KPIは「事業目標から逆算して」設定する
よくある失敗が、「とりあえずアクセス数を増やしたい」という方向でKPIを設定してしまうケースです。アクセスが増えても問い合わせが増えなければ意味がないですよね。KPIは必ず事業のゴールから逆算して決める必要があります。
例えば、「月に新規顧客を3件獲得したい」という目標があるとしましょう。サイトからの問い合わせ→商談→成約の流れで成約率が30%なら、月10件の問い合わせが必要です。コンバージョン率が1%なら、月1,000セッションが必要という計算になります。このように「ゴール→問い合わせ件数→アクセス数」と逆算することで、追うべき数字が自然に見えてきます。
KPI設定の3ステップ
- 事業目標を数値化する(例:月の新規受注を5件に増やす)
- Webサイトに期待する役割を決める(例:問い合わせ獲得の窓口)
- 達成に必要な中間指標を設定する(例:問い合わせ月15件・セッション数月2,000)
この3ステップ、シンプルに見えますが、ステップ1と2を明確にしていない企業さんが本当に多いんです。まずここから始めることが、KPI運用成功の9割を決めると言っても過言ではありません。サービスの詳細では、弊社がどのようにKPI設計をサポートしているかもご紹介しています。
設定したKPIを「達成する」ためのプロセス
KPIを決めたら、次は改善のサイクルを回す段階です。ここで重要になるのが、月次での定期的なチェックと、データに基づいた改善アクションです。弊社では「計測→分析→改善→再計測」の4サイクルを月単位で回すことを基本としています。
よくある改善アクションの例
- 問い合わせボタンが見づらい → 色・配置を変更してクリック率を改善
- 特定のページで直帰率が高い → 内容を見直し、次のページへの導線を追加
- スマホでの表示が崩れている → レイアウトを修正して離脱を防ぐ
- 検索流入が少ない → タイトルタグやメタディスクリプションを見直す
先ほどの整骨院のオーナーさんの話に戻ると、分析してみるとスマートフォンからのアクセスが全体の80%を超えているにもかかわらず、問い合わせボタンがスクロールしないと見えない位置にあるという問題が発覚しました。ボタンの位置を修正しただけで、翌月の問い合わせが2件から7件に増えたんです。データを見れば、改善ポイントは意外とシンプルなことが多いんですよね。
「放置サイト」が抱えるリスクと月次管理の価値
ここで少し怖い話をします。KPIを追わず、サイトを放置し続けると何が起こるか。単に「成果が出ない」で済めばまだいいのですが、実際にはもっと深刻な問題が起きます。
- セキュリティの脆弱性が放置される:WordPressなどのCMSは定期的なアップデートが必要で、放置すると不正アクセスやサイト改ざんのリスクが高まります
- Googleの評価が下がる:更新されないサイトは検索順位が徐々に落ちていきます
- 古い情報がそのまま残る:料金や営業時間が変わっても更新されず、顧客の不信感につながります
- 問題に気づくのが遅れる:フォームが壊れていても、問い合わせが来ないから気づかない、という事態が起きます
弊社が埼玉県内のクライアント様のサイトを引き継いだ際、問い合わせフォームが3ヶ月以上エラー状態になっていたケースがありました。その間、何件の機会損失があったかと考えると…本当に怖いですよね。月次での定期チェックと保守管理があれば、こうした問題を早期に発見できます。
月額の保守管理サービスは「コスト」に見えますが、実際は「機会損失を防ぐための保険」と捉えた方が正確です。料金プランのページでは、弊社の月額保守プランの詳細もご確認いただけます。
よくある質問:KPI運用に関するお悩みQ&A
Q:「Googleアナリティクスを入れているけど、レポートを見ても何が問題なのか分からない。自分でKPIを管理するのは難しいですか?」(戸田市・製造業・40代経営者様)
A:正直に言うと、最初から一人でやろうとすると挫折しやすいです。アナリティクスの数字は「事実」しか教えてくれないので、「なぜそうなっているか」「何を直せばいいか」の解釈には経験が要ります。弊社がおすすめしているのは、最初の3ヶ月は専門家と一緒に数字を見ながら「読み方」を覚えるアプローチです。月1回の定例レポートと改善提案がセットになった保守プランをご利用いただくことで、「数字を見る習慣」と「改善のセンス」が身についていきます。慣れれば、ご自身でもKPIの動きが直感的に分かるようになりますよ。
まずは「見える化」から始めましょう
KPI設定と聞くと大げさに聞こえますが、やることは明快です。「何のためにサイトを持っているか」を数字で定義して、毎月確認する仕組みを作る、これだけです。
大切なのは完璧なKPI設定よりも、継続して数字を追い続けることです。最初に設定したKPIが合っていなければ途中で修正すればいい。大事なのは「走りながら改善する」姿勢です。弊社では、初回の無料相談で現状のサイト分析とKPI設定のご提案まで対応していますので、「何から始めればいいか分からない」という段階でも大丈夫です。
戸田市や埼玉県内の中小企業の皆さんが、ホームページを本当の意味で「ビジネスの武器」にできるよう、一緒に考えていきたいと思っています。まずはお気軽にお問い合わせください。現状のサイトを拝見しながら、最適なKPIの設定方法をご提案します。
