自社サイトが検索結果に見当たらないときは、すぐに原因を一つへ決めないことが大切です。ページ自体を開けない状態と、直接は開けるが検索結果で確認できない状態では、調べる順序が異なります。
検索サービスの仕組みや画面は変わるため、製品固有の設定は公式資料で確認します。ここでは担当者が状況を整理し、管理者や支援先へ正確に渡すための手順を説明します。
対象URLと検索条件を記録する
最初に、見つからないページのURLを正確に記録します。サイト全体が見つからないのか、特定のページだけなのかを分けてください。
検索した語句、確認した日時、表示されたページを残します。会社名、サービス名、一般的な語句では探している意図が異なるため、同じ現象としてまとめません。
担当者ごとに結果が違う場合も、どちらかを誤りと決めつけません。確認条件をそろえ、再現できた範囲と未確認の範囲を分けます。
ページを直接開けるか確認する
記録したURLを直接開き、意図した内容が一般の閲覧者にも表示されるかを確かめます。社内だけで見られる画面や確認用ページと混同しないようにします。
開けない場合は、表示された文言、発生時刻、直前の変更をそのまま記録します。設定を試しに変えず、サイトの管理者と公開担当者へ共有します。
開ける場合は、ページのタイトル、見出し、本文、案内先が公開予定の内容と一致するかを見ます。古い原稿や別のURLを確認していないかも照合します。
公開制御を公式資料で確かめる
利用中の管理システムに、閲覧や検索対象を制御する設定があるかを公式資料で確認します。画面名や操作方法を推測せず、参照した資料と確認日を残します。
設定を確認できる人と、変更を承認する人は分けます。検索対象から外す必要があるページもあるため、見つけた設定を一律に変更してはいけません。
外部の制作会社が管理している場合は、対象URL、期待する公開状態、現在の設定を依頼票へまとめます。変更後にどの画面を確認するかも先に決めます。
代表URLと案内先を整理する
同じ内容へ進めるURLが複数ある場合は、社内で案内する代表URLを確認します。名刺、資料、別ページのリンクが異なるURLを指していないかを一覧にします。
URLの転送や代表ページを決める設定が必要な場合は、利用中の仕組みの公式資料を参照します。影響範囲と戻し方が分からない状態では変更しません。
ページを統合した履歴があるときは、旧ページ、統合先、変更日、承認者を記録します。検索結果だけでなく、利用者がたどるリンクも確認対象にします。
ページ内容を検索意図と照合する
ページが、検索する人の疑問へ直接答えているかを読み直します。タイトルだけに語句を並べず、本文で用語、判断材料、手順、注意点を説明します。
似た内容のページが複数ある場合は、それぞれの役割を区別します。同じ説明を増やすのではなく、まとめるページと詳しく説明するページを決めます。
内容を直すときも、検索順位の変化を保証する表現は使いません。読者が必要な情報を確認できるかを基準にし、公開後の状態を記録します。
確認結果を相談票にまとめる
自社で判断できない項目は、次の情報を一つの相談票へまとめます。秘密情報や管理画面の認証情報は添付しません。
- 対象URLと期待する公開状態
- 検索した語句、日時、確認結果
- 直接開いたときの表示内容
- 参照した公式資料と確認した設定
- 直前の変更と未確認の項目
- 作業担当者、承認者、連絡先
変更後は、直接表示、サイト内の案内、検索結果を別々に確認します。すぐに確認できない項目は保留とし、再確認する条件と担当者を記録します。
