先日、戸田市内の製造業の会社様からこんな相談をいただきました。「求人媒体にお金をかけて応募は来るんですけど、会社のサイトを見てから辞退されることが多くて…」と。話を聞いていくと、コーポレートサイトが10年以上前に作ったまま、スマホ対応もしていない状態だったんです。
これ、実はすごくよくある話なんですよね。弊社ミアキスに相談にいらっしゃる埼玉県内の企業様のうち、約7割が「採用活動に影響していると感じているが、サイトのリニューアルが後回しになっている」という状況にあります。今回は、この問題をどう解決するか、具体的にお伝えしていきます。
なぜ「古いサイト」が採用の致命傷になるのか
求職者の行動パターンって、ここ数年で大きく変わりました。以前は求人票を見て応募する人が多かったんですが、今は応募前にほぼ必ずコーポレートサイトを確認するんです。特に第二新卒や転職活動中のビジネスパーソンは、求人情報と会社サイトを見比べて「本当にこの会社は大丈夫か」を判断しています。
その時に古いデザイン・スマホ未対応・情報が何年も更新されていないサイトを見たら、どう感じるでしょう。「この会社、大丈夫かな?」「活気がなさそう」「IT対応が遅れてる会社かも」という印象を持ってしまいますよね。求職者はサイトから会社の"体力"や"姿勢"を読み取ろうとしているんです。
特に深刻なのが、スマートフォンでの閲覧です。現在、採用サイトへのアクセスの60〜70%はスマホからと言われています。スマホで見たときに文字が小さくて読めない、レイアウトが崩れているサイトは、それだけで候補者に「離脱」のボタンを押させてしまっています。
採用に効くサイトと「古いだけ」のサイトの決定的な違い
リニューアルというと「見た目をきれいにすること」と思われがちですが、採用文脈でいえばそれだけじゃ不十分です。弊社が埼玉県内の複数社のサイトリニューアルをお手伝いしてきた経験からいうと、採用に効くサイトには以下のような特徴があります。
- 代表メッセージや会社のビジョンが「今」の言葉で書かれている(5年前の文章がそのままは×)
- 実際に働いているスタッフの顔・声が見える(社員インタビューや日常の写真)
- 会社の最近の動きが伝わる(ニュースやブログが直近1〜2年以内に更新されている)
- スマホで快適に閲覧できる(レスポンシブデザイン対応)
- 採用ページへの導線が明確(どこから見ても「求人情報」にたどり着ける)
逆に言えば、これらが欠けているサイトは、どれだけ素晴らしい求人内容を書いていても、サイト自体が「うちはこういう会社です」と逆のメッセージを発信してしまっているんです。
小さな会社でもできる、段階的な改善アプローチ
「リニューアルって費用も時間もかかるんじゃないの?」という声もよくいただきます。もちろん、フルリニューアルが理想ではあります。でも、すべてを一気にやらなくていいんですよね。採用への影響という観点でいえば、優先順位をつけた段階的な改善で十分な効果が出ることもあります。
まず今週中にできること
コストをかけずに今すぐできることとして、「最終更新日が古い情報の更新」があります。特に代表メッセージ、会社概要の沿革、採用ページの募集要項。これらを最新情報に書き直すだけでも、見た人への印象はかなり変わります。
1〜2ヶ月以内に着手したいこと
社員の顔写真と一言コメントを追加することを強くおすすめしています。難しく考えなくていいです。スマホで撮った写真でも、オフィスで撮影した自然な雰囲気の写真でも、「人が見える」というだけで求職者の不安はぐっと下がります。先ほどの戸田市の製造業様も、まずここから始めて、面接辞退率が明らかに下がったとおっしゃっていました。
本格的なリニューアルを検討すべきタイミング
スマホ未対応、サイト自体が10年以上経過している、会社の事業内容や方針が変わっているのにサイトに反映されていない、という場合はリニューアルを真剣に検討したほうがいいです。サービスの詳細でも詳しくご案内していますが、弊社では採用文脈を意識したコーポレートサイトの制作・リニューアルを得意としています。
よくあるご相談:Q&A
Q:「リニューアルしたいのですが、費用がどのくらいかかるか心配で踏み出せません。予算感を教えてほしいです。」(埼玉県内・サービス業・従業員30名)
A:これは本当によく聞かれます。正直、サイトの規模や要件によって大きく変わるのですが、弊社の場合、採用ページを含むコーポレートサイトのリニューアルは、ページ数や機能を絞れば数十万円台から対応可能です。「全部一気にきれいにしたい」ではなく「採用への影響を最優先に、必要な部分から手をつける」という進め方をご提案することが多いです。料金プランのページもご参考になさってみてください。また、最初から作り直さなくても、現状サイトの「採用に関わる部分だけ」を改修するというアプローチもよくご提案しています。まずは現状サイトの課題を一緒に整理することから始めますので、お問い合わせいただければ無料でヒアリングいたします。
「サイトを直す」より「会社の魅力を伝える場所を作る」という考え方
最後にお伝えしたいのが、視点の話です。「古いサイトを新しくする」というフレームで考えると、どうしてもデザインやシステムの話になりがちです。でも採用文脈で考えるなら、本質は「求職者が安心して応募できる情報を届けられているか」なんですよね。
戸田市や戸田市周辺の中小企業さんと話していて気づくのは、会社の魅力は十分あるのに「伝え方がわからない」「何を載せればいいかわからない」というケースがとても多いということ。大手のように採用専用サイトを作る予算はなくても、コーポレートサイトの中に「働いている人の声」「会社の雰囲気がわかる写真」「代表の考え方」をきちんと載せるだけで、採用への効果は大きく変わります。
サイトはあなたの会社が24時間365日、寝ている間も求職者に語りかけている営業マンです。その営業マンが10年前の古い情報しか持っていないとしたら、もったいないですよね。ぜひ一度、自社のサイトをスマホで見直してみてください。そこに改善のヒントが必ずあります。
